堤防が決壊した鬼怒川(左)。茨城県常総市の住宅地に濁流が流れ込んだ
=2015年9月10日午後3時19分(時事通信ヘリより)【時事通信社】
茨城県常総市で、堤防が決壊した鬼怒川の濁流にのまれた住宅から、自衛隊のヘリに救助される人
=2015年9月10日午後3時33分[時事通信ヘリより]【時事通信社】
鬼怒川の堤防が決壊し、住宅地に流れ込む濁流
=2015年9月10日午後3時36分、茨城県常総市上空[時事通信ヘリより]【時事通信社】
鬼怒川(上)の堤防が決壊した現場
=2015年9月10日午後3時36分、茨城県常総市上空[時事通信ヘリより]【時事通信社】
鬼怒川(左上)の堤防が決壊し、濁流が流れ込む茨城県常総市
=2015年9月10日午後3時41分[時事通信ヘリより]![イメージ 7]()
決壊した鬼怒川から濁流が流れ込む中、自衛隊ヘリに救助される人
=2015年9月10日午後3時41分、茨城県常総市上空[時事通信ヘリより]【時事通信社】
鬼怒川(左上)の堤防が決壊し、濁流が流れ込んだ茨城県常総市の住宅地
=2015年9月10日午後3時53分[時事通信ヘリより]【時事通信社】
関東地方を中心に降り続いた大雨の影響で、増水していた鬼怒川の堤防が2015年9月10日午後12時50分ごろ、茨城県常総市新石下付近で決壊し、住宅地など川の東側の広い範囲に濁流が流れ込んだ。県によると、濁流に流されるなどして多数の行方不明者が出て、逃げ遅れた多数の住民が民家などに取り残された。警察や自衛隊などがヘリコプターで200人以上を救助したが、警察庁によると、同日午後5時現在で少なくとも約200人が救出を待った。
国交省が鬼怒川右岸に設置した河川の監視カメラで、左岸側が決壊したのを確認した。堤防の高さは市街地から約3メートルだった。決壊部分の長さは、当初は約20メートルだったが、その後拡大し約80メートルに達した。
※西側を進んだ台風17号が名古屋に上陸して日本海に抜けてから温帯低気圧に変わり、東側を進んだ台風18号が日本列島東側を北上、中間の南北に伸びた狭い範囲に雨雲が連続して生じた「線状降雨帯」が、ちょうど鬼怒川に重なり、集中豪雨となった。